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京都の人気劇団「ヨーロッパ企画」がお贈りする、世界にたった一つの紙人形(ペープサート)映画!
『タクシードライバー祗園太郎』の始まりは、京都を拠点に全国区で活躍する劇団「ヨーロッパ企画」のラジオ番組から生まれたラジオドラマでした。
毎回、主人公のタクシードライバー祗園太郎がお客さんの悩みを、京都をドライブしながら解決していくというストーリー展開で話題となり、2011年にNHKにて実写化。5分の短編ドラマとなって全43話放送されました。
人物の絵などを描いた紙に棒をつけた「ペープサート」を動かして演じる手法と、世界的観光都市・京都の魅力あふれるロケーションが相まって、手作り感と豊かな古都の景色が融合する独特の風合いが幅広い年代に人気を博しています。テレビシリーズでは、縦横無尽に京都の観光名所からローカルな穴場スポットまで、京都の街ネタを題材に人情喜劇が展開されてきました。
映画版では、地元の方々の協力を得て、満を持して祇園ロケを敢行。創業300年の老舗和菓子店「鍵善良房」をメイン舞台に、泣き笑いに溢れた物語を通し、京都の伝統文化、中でも特別な花街・祇園の魅力を伝えます。ペープサートならではの大胆な展開と、京都・祇園の持つ街の魅力の融合から生まれたこの「人情紙人形映画」をどうぞお楽しみください。